高浜市やきものの里 かわら美術館・図書館
YAKIMONONOSATO KAWARA-MUSEUM
「かわら」をテーマにした日本で唯一の美術館。日本の古代から近現代の瓦はもちろん、外国の瓦類も展示。ハイビジョンシアターでは、瓦の歴史や生産工程の紹介も行なっています。市立図書館が一緒になり(2023年7月頃)、「みんなで美術館」をキャッチフレーズにさまざまなひとやコトが集まる場所となっています。
- ジャンル
- 美術館
- 所在地
- 〒444-1325 愛知県高浜市青木町九丁目6番地18
- WEBサイト
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鬼みち
名鉄高浜港駅から三河高浜駅を結ぶ約4.5kmの散策コース。寺社や民家の屋根、道路や壁面を彩る様々な鬼瓦・飾り瓦を楽しむことができます。見どころとして特におすすめなのは、高浜港駅前にある高さ・幅が約4mの 「巨大鬼面」、かわら美術館北にある高さ8mの 「衣浦観音像」、瓦を焼成していた窯が保存されている 「サロン赤窯」。平成16年に社団法人日本ウォーキング協会から「美しい日本の歩きたくなるみち500選」 に選ばれました。
- ジャンル
- 散策コース
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大山緑地と春日神社
勇壮なおまんと祭で知られ、姫大神など7神が合祀されている高浜の総氏神春日神社の境内です。大鳥居をくぐると陶管焼の狛犬がお迎え。旧高浜町内の氏神さま13社が遷され、瓦の町にふさわしい飾り瓦が見もの。境内には瓦の遊歩道や瓦庭、神社裏手のユーモラスな胴回り8mの陶管焼大だぬき、天保年間(1830-44)奉納の石灯籠や船絵馬などみどころがいっぱいです。
- ジャンル
- 桜の名所 公園 神社
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観音寺
KANNONJI
高台の観音寺には陶製の大観音像「衣浦観音」が街を見下ろすように立っています。
この観音像は、高浜の鬼板師で「鬼長」の屋号を持つ浅井長之助氏の製作で、これを焼成したのは、陶管の窯元、森五郎作氏です。
歳月約4年の苦心の末、昭和34年3月完成しました。高さは8メートル、中央は鉄筋コンクリートの円柱を基礎にして、12角面の外観台の上に建っています。
製作に当たっては本尊48蓮台を24の部分に分けて造り、これを組立て結合しています。
焼成には、粘土の収縮率がそれぞれ異なるため、非常な苦心研究の上製作されたとのことです。
陶製の観音としては日本一です。観音さんの台座の十二支やお堂壁面に埋め込まれた十神将、三邪鬼が支える大香炉、観音寺の屋根の飾り瓦もみどころです。
境内の左奥には、江戸末期の狂俳の宗匠、“桃花亭お高”の辞世の句を刻んだ墓碑があります。桃花亭お高は本名は石原善兵衛於高という男性で、回船問屋の石原家ゆかりの方でだそうです。
※狂俳(きょうはい)とは中部地方の雑俳(ざっぱい)のひとつで、狂俳冠句とか前句といわれるものです。
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- 寺